地すべり・崩壊・落石等の斜面防災調査設計 |
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2014.12.28 |
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新潟県中越地震による地すべり(半蔵金) また、2011年3月11日の本震及びその後の余震で生じた斜面災害とその対策について、北上山地南部に位置し、中生代の中硬岩質な山稜からなる石巻〜牡鹿半島の斜面災害の概要は次のようでした。 abstKWCT20130718.pdf 。 |
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具体的な手法 |
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2014.12.28 |
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半蔵金地すべり末端(融雪期) 豪雪地帯の泥岩地すべりは、頭部排土などの切土や定着部に問題を生じやすいグランドアンカー工は抑え、地下水低下工法、抑え盛土、杭工を採用するケースが多いと言われています。 不安定土塊の活動度は、一般に地表に設置する伸縮計や地盤傾斜計による変位−時間曲線によって評価することになります。また、ボーリング孔内に設置する挿入式傾斜計やパイプひずみ計の動態観測によってすべり面の確定を行います。 これらの評価は安定計算における不安定ブロックの断面形状、現況安全率および対策工が目指す計画安全率の設定に供することになります。現況安全率と計画安全率の差が抑止力として計算され、対策工の構造計算の重要な目標となるわけです。 【現況安全率の例】 ・活動的 Fs=0.95 ・断続的活動 Fs=0.98 ・現況停止状態 Fs=1.00 ・風化岩あるいは岩盤すべり Fs=1.05〜1.10 【計画安全率Fsの目安】 ・国道、重要施設、人家 P.Fs=1.20 ・主要地方道、一般県道等 P.Fs=1.15 ・市町村道、公園など P.Fs=1.12 |
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