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火山噴火災害


火山地質学と火山現象
2015.6.16
 火山国日本。第四紀の新しい火山は、噴火によって、安山岩、デイサイト、玄武岩質などの火山岩(溶岩)、火山砕屑物(火山灰、軽石、スコリヤ)、火山ガス・水蒸気を放出します。火山の噴火形式には、1)アイスランド式,2)ハワイ式,3)ストロンボリ式,4)ブルカノ式,5)プリニー式,6)プレー式,7)様々な火砕流,8)水蒸気爆発,9)火山泥流,10)水中噴火などがあります。
 これらの噴火形式とは別に現象を組み合わせた分類が提唱されています。著名な火山学者久野久(1976)による噴火要素は、溶岩台地の生成、陸上噴火、火山灰・軽石・スコリヤの放出、火山弾・マグマの放出、火砕流(熱雲)の噴出、溶岩の流出、溶岩円頂丘、火山岩尖、中心噴出、割れ目噴出、側噴火、泥流、水蒸気孔・硫気孔・炭酸気孔の活動、温泉・間欠泉、水蒸気爆発です。

日本火山学会Website
 http://www.kazan-g.sakura.ne.jp/J/index.html

火山登山の安全のために(日本火山学会)3.4Mb

アーバンクボタNo.15特集「火山」(1978)


噴火災害と立ち入り禁止
2015.6.16
 2014年御嶽山は火山性微動は増加していたが、火口周辺の立入り規制に至らない時点で、突然、水蒸気爆発を生じ、多数の登山者の尊い命を奪う痛ましい事故を起こした。近年、阿蘇山、浅間山、霧島・新燃岳、桜島、吾妻山などで噴火や火山性微動が増加し、気象庁によって火口周辺立入り禁止や入山禁止等の措置が取られている。

 今日の桜島(南日本新聞社HP)


 登山者が周辺住民が火山の恵みの享受と共に自主的安全を確保するためには、火山学、火山噴火現象、火山地質学の基礎知識習得が重要と考えられます。2015年6月現在、屋久島近傍の口永良部島が噴火で全島民避難、箱根山、蔵王山、浅間山が噴気や火山性地震の増加で火口周辺立ち入り禁止が続いています。

 気象庁による火山の監視

 監視対象 47火山

 各種の火山観測(常時観測・機動観測)


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