大ダムのの調査設計 |
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2018.8.10 |
大ダムは、事業規模が大きく、戦後、高度成長期に盛んに計画、建設されてきました。 ダム事業は、利水・発電計画、ダムの適地選定、集落の用地交渉・立ち退き問題、環境保全、上流〜下流地域を含めた総合的な治水計画等、大規模な事業です。 近年、大規模ダム開発、治水計画の見直しから事業個所は極端に減少しています。しかし、かつては、計画を進める上での基礎地盤の地質調査、地すべり・土砂災害調査、環境調査が大規模に実施されていました。 |
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具体的な手法 |
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2018.9.18 |
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【貯水池周辺】文献調査,地形調査,保全物件調査,環境調査,水質・水文調査,ダムサイト選定と地すべり・土砂災害調査を目的とした広範囲の地表地質調査 【詳細地質調査】 ダム基礎形式の選定,グリッドによるボーリング基礎地盤調査,岩盤分類に基づく岩級区分断面図、水理地質調査(ルジオン試験),岩盤すべり・地すべり調査・動態観測・対策工検討など 【ダムの地質調査/土木学会(1986)】 第1章 ダムと地質 第2章 調査計画 第3章 地質調査法 第4章 水理地質調査 第5章 力学試験:原位置試験と室内試験 第6章 調査試験結果の整理と判定 第7章 ダム位置の選定と安定解析 第8章 材料調査および試験 第9章 斜面,仮設備の設計 第10章 地質現象と岩石に関する基礎知識 [付録] 地質記号,ダムの略年史,参考図書,地形地質資料発行所 |
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