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コンクリ―ト診断


コンクリート診断
2017.5.12
コンクリートの劣化には中性化、塩害、アルカリ骨材反応(ASR)、凍害、疲労などがありますが、劣化状況の外観観察(近接目視点検)に加え、コア抜き等の採取試料について各種の試験を行い、劣化の原因(素因と誘因)、すなわち劣化発生機構を調べ、評価することをコンクリート診断といいます。有効な劣化対策はこの評価・判定に基づことが肝要です。

コンクリート診断の方法
2017.5.12
 硬化コンクリートの劣化診断の方法には次の肉眼観察(ルーペ・実体顕微鏡含む)、コンクリート試験、化学分析、偏光顕微鏡、精密化学分析機器などがあります。
1)肉眼観察 近接目視観察(点検)
2)コンクリートコア(φ75,100)採取と圧縮強度試験
3)コアの中性化試験
4)はつり中性化、鉄筋の配筋と腐食状況の調査
5)化学的分析(塩分含有量,セメント中のアルカリ量等)
6)偏光顕微鏡によるコンクリート組織、有害鉱物の観察
  (岩石記載学的検査)
7)粉末X線回折試験(XRD)によるシリカ鉱物、粘土鉱物の同定
8)EPMA,EDXA,EDS等の局部精密化学分析
9)走査型電子顕微鏡SEMによる生成物の微細組織観察と同定   

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