GEOENG 地質学と建設コンサルタント(理学と工学の融合へ)

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1)地質学とは?
 1978〜1981年、北海道大学理学部地質学鉱物学科で各種地質学、岩石鉱物学、岩石顕微鏡記載学、野外観察、地表踏査、地質図作成等を学び、火山地質・岩石学講座にて勝井義雄教授(火山地質学:北海道および南米の火山地質、世界の火山分布、火山噴火災害)、新井田清信博士(変動帯の岩石学:幌満岩体をはじめとする超塩基性岩および火成岩・緑色岩)のご指導の下、卒業研究(1987年5月、地球科学連名発表)を行いました。
 このコーナーでは、その後40年にわたり地学団体研究会や日本地質学会に所属して学んだ事を整理しました。また、日本地質学会125周年記念特集の各巻等から日本人研究者による地質学研究の到達点と課題を、掲載論文の要旨を中心に概観しました。

2)地質調査と土木設計
 土木事業に係わる地質調査、土質・岩石・岩盤試験、防災調査・対策設計(地すべり・崩壊・落石、河川・砂防および海岸)および国内外鉱物資源調査、高レベル放射性廃棄物処理サイト地質環境調査等に関して、3)に挙げる調査と土木設計の担当業務と建設コンサルト会社内の経験と学びを中心に、主に防災設計や土木設計側の視点から概説を行っています。

3)トンネル、コンクリート診断、津波の対策
 鉄道建設公団と大手ゼネコンによる青函トンネル北海道方アプローチの施工時坑内外地質調査、東北地域等(北海道、静岡、岐阜、紀伊半島含む)の高速・高規格道路トンネルの調査・解析・設計、1980年代から現在までのアルカリ骨材反応の各種試験・分析と老朽化構造物のコンクリート調査・診断・補修設計、東日本震災後の三陸沿岸の津波防潮堤(本体工、陸閘、横断排水工、付け替え道路)の設計について、担当した業務での経験や学習から解説します。

4)火山噴火、地震と津波
 1970年代後半の北海道・有珠山火口の地質巡検、2016年前後の家族旅行で見た桜島の日常的小噴火、および2011.3.11の東日本太平洋沖地震の体感と仕事で目にした津波の被害状況のほかは、書籍、学術論文および関係機関HPからの学習による記事です。火山噴火については、国内外で活躍された日本火山学会名誉会員,北海道大学名誉教授の故・勝井義雄先生の講義ノート及び著書を特に参考にしています。



震災から10年目の岩手県大槌町浪板海岸



 現在の学習と研究はトンネル工学、津波学・海岸工学.趣味は火山学、造山運動論、物理学、艦船・航空機模型


(2024.4.21更新)
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